GT-01 AUTOBOT G1 COMMANDER
GT-R PRIME(GT-Rプライム)
MOTUL AUTECH GT-R
2013年5月25日発売
メーカー希望小売価格(税込) 10,500円
【ストーリー】
第19回 トランスフォーマーGT Round1開幕目前。
テスト走行をする2体のレーシングTF。
赤いボディのGT-Rプライムと青いボディのGT-Rセイバーだ。
2機で走る以上、どちらともなく“足合わせ(スピード比べ)”状態で競り合いになっていた。
「GT-Rプライム、これはテスト走行よ。無茶な動向と戦闘は本番に響くわ。抑えて。」
MISAKIからの無線がGT-Rプライムのヘッドセットに響く。
「たとえテスト走行でも、挑戦は全て受けて立つ。それもフルバースト・全力で!それが私の流儀だ!」
最終コーナーに差し掛かった瞬間、そう言うとGT-Rプライムの赤いボディに変形が疾る!トランスフォーム!
一瞬でロボットモードに変形すると、同じくロボットモードに変形して攻撃をしようとしていた
GT-Rセイバーに先制の体当たりの一撃を浴びせた!
虚をつかれ、瞬間よろめくGT-Rセイバー。
その一瞬のスキを見逃さず、GT-Rプライムはレーシングカーモードに戻り、一瞬で突き放す!
そして、そのままゴールイン!
前哨戦はGT-Rプライムが勝利した・・・。
果たして、本番はどうなるのか・・・?
【パッケージ】
トランスフォーマーとスーパーGTがコラボレーション!
第一弾はNISMOの「MOTUL AUTTECH GT-R」に変形するオプティマスプライム。
もうコンボイ名義ではないのですね・・・。
マニュアル内の歴代司令官紹介のコーナーでも
「コンボイ(オプティマスプライム)」と書かれています。
【ビークルモード】
スーパーGTに参戦のNISMO「MOTUL AUTTECH GT-R」に変形。
メーカー監修だけあって、メーカーロゴのプリントや塗装もキレイで
分割線はありますが、パッと見は変形玩具に見えません。
サイドから。
逆側。
正面上方向から。
後部上方向から。
後部はセンターラインの分割線がちょっと目立ちます。
ニッポンを元気に!
武器は後部に取り付け可能と書いてあるんですが、どうやってつけるのかわかりませんでした・・・。
画像は無理矢理ウイングのスキマに挟んでいます。
レース中に武器で妨害OKっていう設定がよく理解できない。
【GT-SISTER/MISAKI(ミサキ)】
-プロフィール-
生徒会長的なまじめな性格。
普段はレースクイーンとしてサーキットに華を添えながらも、
GT-Rプライムの作戦指揮官として冷静な分析の元に、
必要十分で適切なアドバイスを送る。
その性格故に、堅実でオーソドックスな作戦立案を好む。
レースにおいてはドライな印象だが、それがGT-Rプライムへの信頼があってこそ。
ミクロレディを素体にしたレースクイーンフィギュアが付属。
コスチュームは実際のものと同じようです。
頭部アップ
個人的にはちょっと微妙かなあ・・・。
イラストだとカワイイんですけどね。
交換用の手首が付属。
他のフィギュアと大きさ比較。
なぜか軍人ばっかりだ!
GIジョーなどの3.75インチフィギュアよりかなり小さいです。
今回初めてミクロレディを触りましたが、
小さいのに細かい関節部がいっぱいあって。壊してしまいそうで怖い!
小さいとはいえ、ミクロレディは約18分の1。
32分の1スケールのGT-Rプライムと並ぶと巨大な女性に・・・。
雰囲気はありますが、正直絡めにくい・・・。
どうせスケール合わないのなら、単体でも遊べるように
レースクイーンらしくパラソルとか付いてたらよかったのに。
女性フィギュアの写真なんて撮りなれていないので、
どういうポーズを取らせればよいのか^^。
とりあえず萌え萌えきゅーん。
この大きさならGT-Rプライムが暴走しても止められ・・・・
ません!
わはー
武器を持たせられそうな交換用手首が付いてたので
GIジョーの武器を持たせてみたり。
脚部はスカートのせいでほとんど開くことが出来ません。
スカートの中は残念ながら・・・。
間違った遊び方。
大きさの合う乗り物を探してみましたが、
それ以前にスカートが邪魔で足が開かないのでうまく乗れないや・・・。
世界最強のエキスパートレースクイーン!
女好きの社長から強奪!
ダメだ・・・
どう撮ったら魅力的に見えるのかわからなくなってきた。
大きさ比較用の画像も、こんなの撮ってるし・・・。
ごはんですよ!
並べるとなんか不思議な感じになっちゃうなあ。
ホント、雰囲気はものすごくよいのですが、やはり大きさ的に絡めづらいですね。
乗せられるわけでもないし・・・。
【ロボットモード】
役割:オートボット初代司令官
-プロフィール-
真紅のボディが印象的なMOTUL AUTTECH GT-Rと初代司令官コンボイの融合により誕生した。
伝説的な英雄であり、平和を愛する心とすぐれたリーダーシップで、チームをまとめ上げる。
基本的には「先行逃げ切り」型のレース運びだが、トップに引き離されるとき等はロボットモードに変形し、
インパクトレンチガンでトップを狙い撃ち、敵を足止めしてトップを奪い取る大胆な手段も使う。
銃は使うが、直接相手のボディを狙わないのがポリシー。
基本的には2009年に発売された
トランスフォーマーオルタニティ「A-01 コンボイ」の仕様変更品。
頭部アップ
レース用のヘルメットを意識したようなデザインに。
正面から。
可動もほぼA-01と同じ。
ただし肩が若干A-01より動かしにくく感じます。
肩を動かしにくく感じる要因が、ドアパーツを繋ぐ黒いアーム状のパーツ。
A-01より根元部分が長くなっていて、説明書どおりに変形させると
思いっきり肩と胴体部の間に飛び出るような配置になってしまいます。
これが干渉して肩が動かしにくく感じてしまいます。
自分の変形が間違ってるのかなあ・・・。
ちなみにそのせいで、A-01のようにドアパーツがナナメに角度を付けられません。
パッケージ写真でナナメに配置されているのは、ドアパーツを説明書どうりに
肩パーツの後ろ側へ配置していないのでナナメにできているようです。
マッシブな感じが素敵なんですが、手首造形がボディに対してちょっと貧弱に感じます。
腕部に配置されたシート部の一部を動かすと武器に変形。
・・・のはずなのですが、説明書では「展開できます」とだけ書かれていて、武器になるとはまったく書かれていません。
インパクトレンチを模した「インパクトレンチガン」
まんまやでぇ・・・・
A-01でも気になっていた、肩の接続部がボディに対してかなり後ろ側にあるため、
腕部を前方向に向かせると腕がものすごーーく短く見えます。
武器の持ち手の軸が手の穴よりかなり細いので、きちんと保持されないのがちょっとストレス。
GTシスターと。
武器の持ち手が細いならシスターにも持たせられるのではと思ったらできた!
でもシスターでもユルユルでしたが・・・。
スーパーGTとのコラボという意味では、レースクイーンのフィギュアを付けるというのはアリな企画ですね。
値段相応かどうかは別として・・・。
トランスフォーマーオルタニティ「A-01 コンボイ」と比較。
メーカーロゴのプリントのせいで情報量が圧倒的に違いますね。
ただ並べてみると、個人的にはA-01の方がスッキリしていて好みですが。
ナナメ方向から。ビークルモードの外装部分はほとんど新規パーツなのがわかります。
逆にロボットモードで使われている部分はほとんどA-01と同じです。
以上、トランスフォーマーGT「GT-01 GT-R PRIME(GT-Rプライム)でした。」
オルタニティコンボイがスーパーGT仕様になって再登場!
メーカー監修でよりリアルで高級感の増したビークルモードは
バイナルテックより小柄なオルタニティ型のボディだと
ギュっと圧縮されたような感じで密度感もものすごいですね。
その分、塗装剥げ等の気を使いながら変形させるのでちょっと疲れますが^^。
変形玩具としては、オルタニティの悪い部分もどのまま引き継いでいます。
やはりシンクロテック機構は変形させる際に邪魔以外の何ものでもない。
あとは腕部の見た目の悪さは改善して欲しかったところです。
そして一番の問題はやはり価格!
A-01コンボイが4,725円だったことを考えると、外装が新規パーツでプリントも増えて、
さらにフィギュア1体付いたとはいえ、倍以上の値段になってしまっているのはやはり高く感じてしまいますね。
最初はメーカー内にGT好きな人がいて、趣味が暴走した企画か?と思いましたが、
実際の玩具を弄っていたら、なんとなんとなくGT側から提案があった企画なような気がしてきました。
おんなじ車種で同じ機構のものを4体も使いまわすのに、過去のアイテムのリデコで済ますというのも変な気もしますし。
正直、どの層に向けた企画なのかよく判りません・・・。
GTファンの方が買うにはやはり値段がネックですし、
TFファンにが買うには過去アイテムの使いまわしな時点でアピール弱いし。
(しかも出来が微妙なオルタニティコンボイだし)
ぶっちゃけ、コレを買うならそのお金で、別のTFを買ったほうがいい気もします。
今後、トランスフォーマーGO!やジェネレーションのメトロ等、力を入れて売らなきゃいけないモノがあるのに
こんな過去の駄作の使いまわしで客に金を無駄に使わせてどうすんのかと聞きたいですね・・・。
客の財布も無限じゃあないんです。
まあ、一体だけならお祭り企画としてはいいんですが、やはり4体出すっていうのが
いろいろ無理がるような気がします。